※この翻訳ドキュメントはスクリプトによって出力・同期されています。内容が怪しそうな場合はGitHubにissueを追加したり英語の原文の確認をお願いします。
Graphics クラスの draw_rect インターフェイス¶
このページではGraphics
クラスのdraw_rect
メソッドのインターフェイスについて説明します。
インターフェイス概要¶
draw_rect
インターフェイスは四角のベクターグラフィックスを描画します。
基本的な使い方¶
draw_rect
インターフェイスはx
、y
、width
、height
の各引数を持っています。x
とy
は四角の座標を設定し、width
とheight
は四角のサイズを決定します。
import apysc as ap
ap.Stage(
background_color=ap.Color("#333"),
stage_width=200,
stage_height=150,
stage_elem_id="stage",
)
sprite: ap.Sprite = ap.Sprite()
sprite.graphics.begin_fill(color=ap.Color("#0af"))
sprite.graphics.draw_rect(x=50, y=50, width=100, height=50)
ap.save_overall_html(dest_dir_path="graphics_draw_rect_basic_usage/")
前述のコードでは横長の四角を描画しています。
特記事項: draw_rect
のインターフェイスを呼ぶ前にbegin_fill
メソッド(塗りの設定のインターフェイス)を呼んでおく必要があります。もしbegin_fill
の呼び出しがされていない場合画面上に四角が表示されません。
import apysc as ap
stage: ap.Stage = ap.Stage(
background_color=ap.Color("#333"),
stage_width=200,
stage_height=150,
stage_elem_id="stage",
)
sprite: ap.Sprite = ap.Sprite()
sprite.graphics.draw_rect(x=50, y=50, width=100, height=50)
ap.save_overall_html(dest_dir_path="graphics_draw_rect_basic_usage_skipped_begin_fill/")
Rectangle インスタンス¶
draw_rect
インターフェイスはRectangle
クラスのインスタンスを変逆します。そのインスタンスに対して各属性の更新やイベントハンドラの登録などを行うことができます。
例えば以下のコードではRectangle
のインスタンスに対してクリックのマウスイベントを登録し、on_click
のハンドラ内でX座標を更新しています。
import apysc as ap
def on_click(e: ap.MouseEvent[ap.Rectangle], options: dict) -> None:
"""
The handler that the rectangle calls when clicked.
Parameters
----------
e : MouseEvent
Created event instance.
options : dict
Optional arguments.
"""
rectangle: ap.Rectangle = e.this
rectangle.x = ap.Int(100)
ap.Stage(
background_color=ap.Color("#333"),
stage_width=200,
stage_height=150,
stage_elem_id="stage",
)
sprite: ap.Sprite = ap.Sprite()
sprite.graphics.begin_fill(color=ap.Color("#0af"))
rectangle: ap.Rectangle = sprite.graphics.draw_rect(x=50, y=50, width=50, height=50)
rectangle.click(on_click)
ap.save_overall_html(dest_dir_path="graphics_draw_rect_rectangle/")
四角をクリックしてみると、ハンドラはX座標を100pxの位置に変更します。
draw_rect API¶
特記事項: このAPIドキュメントはドキュメントビルド用のスクリプトによって自動で生成・同期されています。そのためもしかしたらこの節の内容は前節までの内容と重複している場合があります。
[インターフェイスの構造] draw_rect(self, *, x: Union[float, apysc._type.number.Number], y: Union[float, apysc._type.number.Number], width: Union[int, apysc._type.int.Int], height: Union[int, apysc._type.int.Int], variable_name_suffix: str = '') -> apysc._display.rectangle.Rectangle
[インターフェイス概要]
ベクターグラフィックスの四角を描画します。
[引数]
x
: float or Number描画を開始する位置のX座標。
y
: float or Number描画を開始する位置のY座標。
width
: Int or int四角の幅。
height
: Int or int四角の高さ。
variable_name_suffix
: str, default “”JavaScript上の変数のサフィックスの設定です。この設定はJavaScriptのデバッグ時に役立つことがあります。
[返却値]
rectangle
: Rectangle生成された四角。
[コードサンプル]
>>> import apysc as ap
>>> stage: ap.Stage = ap.Stage()
>>> sprite: ap.Sprite = ap.Sprite()
>>> sprite.graphics.begin_fill(color=ap.Color("#0af"))
>>> rectangle: ap.Rectangle = sprite.graphics.draw_rect(
... x=50, y=50, width=50, height=50
... )
>>> rectangle.x
Number(50.0)
>>> rectangle.width
Int(50)
>>> rectangle.fill_color
Color("#00aaff")