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Math クラスの clamp インターフェイス

このページではMathクラスのclampメソッドについて説明します。

インターフェイス概要

clampメソッドは指定された最小値と最大値の範囲内で値を設定します。

例えば、もし値が20で最小値が25の場合、結果の値は25になります。

同様に、もし値が20で最大値が15であれば、結果の値は15になります。

もし値が20で最小値と最大値が1525であれば、このメソッドはそのまま20の値を返却します。

基本的な使い方

clampメソッドはvaluemin_max_の引数を必要とします。

各引数と返却値はap.Intもしくはap.Number型となります。

import apysc as ap

ap.Stage(
    background_color=ap.Color("#333"),
    stage_width=1,
    stage_height=1,
    stage_elem_id="stage",
)
value: ap.Int = ap.Int(20)
result: ap.Int = ap.Math.clamp(value=value, min_=ap.Int(25), max_=ap.Int(50))
ap.assert_equal(result, ap.Int(25))

result = ap.Math.clamp(value=value, min_=ap.Int(10), max_=ap.Int(15))
ap.assert_equal(result, ap.Int(15))

result = ap.Math.clamp(value=value, min_=ap.Int(15), max_=ap.Int(25))
ap.assert_equal(result, ap.Int(20))

ap.save_overall_html(dest_dir_path="math_clamp_basic_usage/")

clamp メソッドのAPI

特記事項: このAPIドキュメントはドキュメントビルド用のスクリプトによって自動で生成・同期されています。そのためもしかしたらこの節の内容は前節までの内容と重複している場合があります。

[インターフェイスの構造] clamp(*, value: ~_ValueType, min_: ~_ValueType, max_: ~_ValueType) -> ~_ValueType


[インターフェイス概要]

指定された最小値と最大値の範囲内で値を設定します。もし値が最小値未満であればこのメソッドは最小値を返却します。もし値が最大値よりも大きければこのメソッドは最大値を返却します。


[引数]

  • value: _ValueType

    • 対象のIntもしくはNumber型の値。

  • min_: _ValueType

    • 最小値。

  • max_: _ValueType

    • 最大値。


[返却値]

  • result: _ValueType

    • 最小値と最大値範囲の反映後の値。


[コードサンプル]

>>> import apysc as ap
>>> _ = ap.Stage()
>>> value: ap.Int = ap.Int(5)
>>> value = ap.Math.clamp(value=value, min_=ap.Int(10), max_=ap.Int(20))
>>> value
Int(10)

>>> value = ap.Int(25)
>>> value = ap.Math.clamp(value=value, min_=ap.Int(10), max_=ap.Int(20))
>>> value
Int(20)