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Boolean クラス¶
このページではBoolean
クラスについて説明します。
事前に以下のページを確認しておくと読み進める上で役に立つかもしれません:
Boolean クラスの概要¶
Boolean
クラスはapyscの真偽値のクラスです。コンストラクタの引数には以下のコード例のようにbool
やBoolean
の値を受け付けます:
import apysc as ap
_ = ap.Stage()
bool_1: ap.Boolean = ap.Boolean(True)
assert bool_1
bool_2: ap.Boolean = ap.Boolean(False)
assert not bool_2
bool_3: ap.Boolean = ap.Boolean(bool_1)
assert bool_3
Boolクラスのエイリアスの特記事項¶
Bool
クラスはBoolean
クラスのエイリアスとなります。Boolean
クラスと同じ挙動をします。
import apysc as ap
_ = ap.Stage()
assert ap.Boolean == ap.Bool
assert ap.Boolean(True) == ap.Bool(True)
Boolean クラスの比較制御¶
Boolean
クラスの比較のインターフェイスはPythonビルトインのbool
クラスの値のように動作します。
等値の比較のオペレーター(==
)を使ってBoolean
の値と比較することができ、以下のコード例のようにBoolean
やbool
、int
、Int
などの型との比較を行うことができます:
import apysc as ap
_ = ap.Stage()
bool_1: ap.Boolean = ap.Boolean(True)
assert bool_1 == True # noqa
assert bool_1 == ap.Boolean(True)
assert bool_1 == 1
assert bool_1 == ap.Int(1)
同様に以下のコード例のように非等値のオペレーター(!=
)もサポートされています。
import apysc as ap
_ = ap.Stage()
bool_1: ap.Boolean = ap.Boolean(True)
assert bool_1 != False # noqa
assert bool_1 != ap.Boolean(False)
assert bool_1 != 0
assert bool_1 != ap.Int(0)
以下のコードのように比較のオペレーターを省略して使うこともできます:
import apysc as ap
_ = ap.Stage()
bool_1: ap.Boolean = ap.Boolean(True)
assert bool_1
bool_2: ap.Boolean = ap.Boolean(False)
assert not bool_2
Boolean の値を反転させる¶
not_
属性は値が反転したBoolean
の値を返却します:
import apysc as ap
_ = ap.Stage()
bool_1: ap.Boolean = ap.Boolean(True)
bool_2: ap.Boolean = bool_1.not_
assert not bool_2
bool_3: ap.Boolean = bool_2.not_
assert bool_3
Boolean クラスのコンストラクタのAPI¶
特記事項: このAPIドキュメントはドキュメントビルド用のスクリプトによって自動で生成・同期されています。そのためもしかしたらこの節の内容は前節までの内容と重複している場合があります。
[インターフェイスの構造] __init__(self, value: Union[bool, typing_extensions.Literal[0, 1], apysc._type.int.Int, ForwardRef('Boolean')], *, variable_name_suffix: str = '', skip_init_substitution_expression_appending: bool = False) -> None
[インターフェイス概要]
apyscライブラリのための真偽値のクラスです。
[引数]
value
: Boolean or Int or bool or int真偽値の初期値。整数の場合は0か1が受け付けられます。
variable_name_suffix
: str, default “”JavaScript上の変数のサフィックスの設定です。この設定はJavaScriptのデバッグ時に役立つことがあります。
skip_init_substitution_expression_appending
: bool, default False初期値の代入のコード表現をスキップするかどうかの真偽値です。このオプションはクラス内部の実装で使用されます。
[特記事項]
BoolクラスはBooleanクラスのエイリアスであり、Booleanクラスと同じように動作します。
[コードサンプル]
>>> import apysc as ap
>>> _ = ap.Stage()
>>> bool_val_1: ap.Boolean = ap.Boolean(True)
>>> bool_val_1
Boolean(True)
>>> bool_val_2: ap.Bool = ap.Bool(True)
>>> bool_val_2
Boolean(True)
[関連資料]
value 属性のAPI¶
特記事項: このAPIドキュメントはドキュメントビルド用のスクリプトによって自動で生成・同期されています。そのためもしかしたらこの節の内容は前節までの内容と重複している場合があります。
[インターフェイス概要]
現在の真偽値の値を取得します。
[返却値]
value
: bool現在の真偽値の値。
[コードサンプル]
>>> import apysc as ap
>>> _ = ap.Stage()
>>> bool_val: ap.Boolean = ap.Boolean(True)
>>> bool_val.value = False
>>> bool_val.value
False
>>> bool_val.value = ap.Boolean(True)
>>> bool_val.value
True
[関連資料]
not_ 属性のAPI¶
特記事項: このAPIドキュメントはドキュメントビルド用のスクリプトによって自動で生成・同期されています。そのためもしかしたらこの節の内容は前節までの内容と重複している場合があります。
[インターフェイス概要]
否定条件を加えた真偽値の値を取得します。
[返却値]
result
: Boolean反転(否定)させたBoolean型の値。
[コードサンプル]
>>> import apysc as ap
>>> _ = ap.Stage()
>>> bool_val: ap.Boolean = ap.Boolean(True)
>>> bool_val.not_
Boolean(False)
>>> bool_val.value = False
>>> bool_val.not_
Boolean(True)