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Array クラスの extend と concat のインターフェイス

このページではArrayクラスのextendconcatメソッドの各インターフェイスについて説明します。

各インターフェイスの概要

extendconcatメソッドの各インターフェイスは2つの配列の連結処理を扱います。

extendメソッドは元々の配列自体を更新し返却値は設定されずNoneとなります。concatメソッドでは連結結果の配列を返却します。元の配列は変化しません。

基本的な使い方

extendconcatメソッドは以下のコード例のようにそれぞれ第一引数に連結対象の他の配列など(ビルトインのリストやタプル、apyscのArrayなど)のオブジェクトを必要とします:

import apysc as ap

ap.Stage()
arr: ap.Array[int] = ap.Array([1, 2])
arr.extend([3, 4])
assert arr == [1, 2, 3, 4]

other_arr: ap.Array[int] = arr.concat([5, 6])
assert other_arr == [1, 2, 3, 4, 5, 6]
assert arr == [1, 2, 3, 4]

extend API

特記事項: このAPIドキュメントはドキュメントビルド用のスクリプトによって自動で生成・同期されています。そのためもしかしたらこの節の内容は前節までの内容と重複している場合があります。

[インターフェイスの構造] extend(self, other_arr: Union[List[~_ArrValue], tuple, range, ForwardRef('Array')]) -> None


[インターフェイス概要]

引数に指定された配列をこの配列へ連結します。このインターフェイスは引数の配列の値をこの配列の後に配置します。このメソッドはconcatメソッドと似た挙動をしますが、配列の値を直接更新するか(extend)もしくは別の値として返却するか(concat)の違いがあります。


[引数]

  • other_arr: Array or list or tuple or range

    • 連結対象となる他の配列の(もしくはそれに近しい)値。


[コードサンプル]

>>> import apysc as ap
>>> _ = ap.Stage()
>>> arr: ap.Array = ap.Array([1, 2, 3])
>>> arr.extend([4, 5, 6])
>>> arr
Array([1, 2, 3, 4, 5, 6])

concat API

特記事項: このAPIドキュメントはドキュメントビルド用のスクリプトによって自動で生成・同期されています。そのためもしかしたらこの節の内容は前節までの内容と重複している場合があります。

[インターフェイスの構造] concat(self, other_arr: Union[List[~_ArrValue], tuple, ForwardRef('Array')]) -> 'Array'


[インターフェイス概要]

引数に指定された配列をこの配列へ連結します。このインターフェイスは引数の配列の値をこの配列の後に配置します。このメソッドはextendメソッドと似た挙動をしますが、配列の値を直接更新するか(extend)もしくは別の値として返却するか(concat)の違いがあります。


[引数]

  • other_arr: Array or list or tuple

    • 連結対象となる他の配列の(もしくはそれに近しい)値。


[返却値]

  • concatenated: Array

    • 連結結果の配列の値。.


[コードサンプル]

>>> import apysc as ap
>>> _ = ap.Stage()
>>> arr: ap.Array = ap.Array([1, 2, 3])
>>> arr = arr.concat([4, 5, 6])
>>> arr
Array([1, 2, 3, 4, 5, 6])