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PathBezier3DContinual クラス¶

このページではPathBezier3DContinualクラスについて説明しるます。

クラス概要¶

PathBezier3DContinualクラスはパス上に連続した3次ベジェ曲線を設定するためのクラスです。

この設定は制御点に線対称位置を使用することで滑らかな曲線を描画します。

主にこの設定はPathクラスのコンストラクタとdraw_pathメソッドのインターフェイスで使用されます。

基本的な使い方¶

PathBezier3DContinualクラスのコンストラクタではcontrol_x、control_y、dest_x、dest_yの各引数の指定が必要になります。

control_xとcontrol_yはベジェ曲線の2つ目の制御点の位置となります。

ベジェ曲線の2つ目の制御点の線対称の位置はPathBezier3DContinualクラスの1つ目の制御点の位置として設定されます。

そのためPathBezier3DContinualクラスのコンストラクタには1つ目の制御点の位置の指定の引数は存在しません。

dest_xとdest_y引数はベジェ曲線の終点位置の指定となります。

PathBezier3DContinualクラスにはPathBezier3DやPathBezier3DContinualクラスの直後でのみ使用できるという制限が存在します。

import apysc as ap

ap.Stage(
    background_color=ap.Color("#333"),
    stage_width=400,
    stage_height=420,
    stage_elem_id="stage",
)

path: ap.Path = ap.Path(
    path_data_list=[
        ap.PathMoveTo(x=50, y=200),
        ap.PathBezier3D(
            control_x1=50,
            control_y1=25,
            control_x2=200,
            control_y2=25,
            dest_x=200,
            dest_y=200,
        ),
        ap.PathBezier3DContinual(
            control_x=350,
            control_y=375,
            dest_x=350,
            dest_y=200,
        ),
    ],
    line_color=ap.Color("#0af"),
    line_thickness=5,
)

ap.save_overall_html(dest_dir_path="path_bezier_3d_continual_basic_usage_1/")

以下のコード例ではシアンの円は制御点（control_xとcontrol_y）の位置を示し、マゼンタの円では終点の位置（dest_xとdest_y）を示します。

import apysc as ap

ap.Stage(
    background_color=ap.Color("#333"),
    stage_width=400,
    stage_height=420,
    stage_elem_id="stage",
)

CONTROL_X: float = 350
CONTROL_Y: float = 375
DEST_X: float = 350
DEST_Y: float = 200

path: ap.Path = ap.Path(
    path_data_list=[
        ap.PathMoveTo(x=50, y=200),
        ap.PathBezier3D(
            control_x1=50,
            control_y1=25,
            control_x2=200,
            control_y2=25,
            dest_x=200,
            dest_y=200,
        ),
        ap.PathBezier3DContinual(
            control_x=CONTROL_X,
            control_y=CONTROL_Y,
            dest_x=DEST_X,
            dest_y=DEST_Y,
        ),
    ],
    line_color=ap.Color("#fff"),
    line_thickness=5,
)

RADIUS: int = 10

cyan_circle: ap.Circle = ap.Circle(
    x=CONTROL_X,
    y=CONTROL_Y,
    radius=RADIUS,
    fill_color=ap.Color("#0af"),
)

magenta_circle: ap.Circle = ap.Circle(
    x=DEST_X,
    y=DEST_Y,
    radius=RADIUS,
    fill_color=ap.Color("#f0a"),
)

ap.save_overall_html(dest_dir_path="path_bezier_3d_continual_basic_usage_2/")

相対座標設定¶

コンストラクタのrelativeのオプション引数はその挙動を変更します。

例として、もしその引数にTrueを指定した場合座標は相対座標として設定されます。

デフォルト値はFalseとなっており、この設定では絶対座標として扱われます。

基準となる位置は制御点などではなく始点の位置となります。

import apysc as ap

ap.Stage(
    background_color=ap.Color("#333"),
    stage_width=400,
    stage_height=420,
    stage_elem_id="stage",
)

path: ap.Path = ap.Path(
    path_data_list=[
        ap.PathMoveTo(x=50, y=200),
        ap.PathBezier3D(
            control_x1=50,
            control_y1=25,
            control_x2=200,
            control_y2=25,
            dest_x=200,
            dest_y=200,
        ),
        ap.PathBezier3DContinual(
            control_x=150,
            control_y=175,
            dest_x=150,
            dest_y=0,
            relative=True,
        ),
    ],
    line_color=ap.Color("#0af"),
    line_thickness=5,
)

ap.save_overall_html(dest_dir_path="path_bezier_3d_continual_relative/")