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Array クラスの last_value プロパティ

このページではArrayクラスのlast_value属性について説明します。

属性の概要

last_value属性は配列の最後の値を返却します。

基本的な使い方

以下の例ではlast_value属性が30になっていることを試しています(配列の値は[10, 20, 30]となっています)。

import apysc as ap

ap.Stage(
    stage_width=0,
    stage_height=0,
    background_color=ap.Color("#333"),
    stage_elem_id="stage",
)
arr: ap.Array[int] = ap.Array([10, 20, 30])
last_value: int = arr.last_value
ap.assert_equal(last_value, 30)

ap.save_overall_html(dest_dir_path="array_last_value_basic_usage_1/")

もしも配列の値が空の場合、この属性の値はJavaScriptのランタイム上ではundefinedになります。

import apysc as ap

ap.Stage(
    stage_width=0,
    stage_height=0,
    background_color=ap.Color("#333"),
    stage_elem_id="stage",
)
arr: ap.Array[ap.Int] = ap.Array([], fixed_value_type=ap.Int)
last_value: ap.Int = arr.last_value
ap.assert_undefined(last_value)

ap.save_overall_html(dest_dir_path="array_last_value_basic_usage_2/")

last_value 属性のAPI

特記事項: このAPIドキュメントはドキュメントビルド用のスクリプトによって自動で生成・同期されています。そのためもしかしたらこの節の内容は前節までの内容と重複している場合があります。

[インターフェイス概要]

配列の最後のインデックスの値を取得します。


[返却値]

  • last_value: _ArrValue

    • 配列の最後のインデックスの値。


[特記事項]

・コンストラクタのfixed_value_type設定はこの属性の値の型に影響します。
・もし配列が空の場合、この値はJavaScriptのランタイム上ではundefinedとなります。


[コードサンプル]

>>> import apysc as ap
>>> _ = ap.Stage(
...     stage_width=100,
...     stage_height=50,
...     background_color=ap.Color("#333"),
...     stage_elem_id="stage",
... )
>>> arr: ap.Array[ap.Int] = ap.Array([], fixed_value_type=ap.Int)
>>> last_value: ap.Int = arr.last_value
>>> ap.assert_undefined(last_value)
>>> arr.append(ap.Int(10))
>>> last_value = arr.last_value
>>> ap.assert_equal(last_value, 10)
>>> arr.append(ap.Int(20))
>>> last_value = arr.last_value
>>> ap.assert_equal(last_value, 20)